コア技術
ブルービジョンでは、長年培ったノウハウやコア技術を応用し、自社開発のカメラ・レンズ・光源などを組み合わせた分光イメージングソリューションをお客様にご提供しています。
レンズ
プリズムベース(2波長・3波長・4波長)/単板の可視光カメラ用およびSWIRカメラ用のレンズをご用意しています。
ブルービジョンレンズの特長
- プリズム光学系を考慮して軸上並びに倍率色収差を抑えたレンズ設計
- 近赤外領域に感度を持たせたワイドバンド設計
- 7ミクロンピッチのセンサーに対応した高解像度設計
- 最短撮像距離はレンズ面から300mm
- 対応イメージセンサー長は30mm
- 全シリーズ 最大口径比はF2.8
- マシンビジョンシステムに最適なM52マウントを採用(Fマウント・Cマウントもご用意)
カメラ
ブルービジョンのコア技術であるプリズム分光技術をベースとしたイメージセンシング技術を使い、可視光から短波長赤外(SWIR)帯域までの波長帯域を、可視光とSWIR、可視光帯域内、またはSWIR帯域内で分光するなど、様々な多板式のラインスキャンカメラやエリアスキャンカメラを中心に開発・生産・販売しております。
これらの商品は半導体ウェハーの検査や、果物・食物等の検査、錠剤など包装物内部の検査、あるいはリサイクル材料検査等に有効な判別機能を提供します。
また監視等、その他一般用カメラとして小型の標準ビデオカメラやHDTVカメラ、HDTVオートフォーカスカメラ、および高感度カメラの開発・生産・販売も行っております。
分光イメージング
4波長への分光
ラインスキャンカメラ | BVC6100、BVC6200、BVC6201 |
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上記標準モデルとは別に、ダイクロイックミラーやトリミングフィルターの特性を工夫することにより、可視光からSWIR帯域の中で任意の4波長に分光するようカスタマイズさせたカメラの受注・開発も承ります。
3波長への分光
ラインスキャンカメラ | BV-C5400、BVC5404、BVC5410、BVC5201、BVC5204 |
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エリアスキャンカメラ | BV-C8320、BV-C8321、BVC8350 |
上記標準モデルとは別に、ダイクロイックミラーやトリミングフィルターの特性を工夫することにより、可視光からSWIR帯域の中で任意の3波長に分光するようカスタマイズさせたカメラの受注・開発も承ります。
2波長のへ分光
① 可視光と短波長赤外光(SWIR)への分光
ラインスキャンカメラ | BV-C3500、BV-C3510 |
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② P波とS波への分光
ラインスキャンカメラ | BV-C3300 |
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③ 可視光帯域内またはSWIR帯域内の2つの異なる波長帯域への分光
ラインスキャンカメラ | BV-C3210、BVC3220、BVC3221 |
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光源
ブルービジョンのコア技術であるイメージセンシング技術を使った分光イメージング技術を採用したカメラの開発、商品化を行っています。
特にSWIRの波長帯域では物質が波長に対して特有の反応を示すことが知られており、ある波長での物質の反応、すなわち反射・透過・吸収の違いを計測することで、対象物の異物混入・キズ・内部状況等の検査が可能になります。
このため光源はSWIR帯域でのシステム化に非常に重要な要素となっており、ブルービジョンでは豊富なSWIRカメラの開発経験の蓄積のもと、波長可変型光源を開発・商品化しました。
SWIR帯域の光源として2機種(1250nm~2500nm、900nm~1800nm)、および可視光帯域光源を商品化しています。
システムの概要
ハロゲン主光源より出た光線は集光レンズ(コンデンサレンズ)にて集光され、アイリス制御部に入ります。アイリスにて光量制限(出力波長の半値幅の制御)された光線は、LVF(Linear Variable Filter)に投射され、LVFを左右に移動させることにより波長を選択します。選択された波長の光線は再度集光レンズを介してファイバーに入力され被写体に投射されます。
システムの原理
LVF(Linear Variable Filter)とは、メカ的な位置に対して波長が直線的に変化するフィルタで、本光源はこのフィルタを採用し広帯域のハロゲン光源をメイン光源とし、この光源をLVF上で移動させることにより必要な波長を得るものです。実際は光源は固定し、LVFが左右に移動します。