製品紹介
ラインスキャン2波長帯 プリズム分光カメラBVC3220LM
BVC3220はプリズム光学系とInGaAsラインセンサー2個を採用したSWIRラインスキャンカメラです。
製品特長
各々のセンサーで取り込む映像を、プリズム分光を利用してそれぞれ異なる波長帯域に設定しています。 異なる波長の二つの映像を比較することにより、検査対象の異物を判定したり、異なる波長帯域での光の反応、すなわち反射、透過、吸収などを計測し対象物に混在している物質を分光的手法にて判別することが可能となります。 SWIR帯域の光では物質によって光の反応が異なることが知られており、この特性を利用して通常の可視光のカメラでは難しい異物検査、傷検査、内部検査等を可能にします。 インターフェースはカメラリンク・ベースコンフィグレーション、レンズマウントにはM52マウントを採用しております。 オプションとしてSWIRレンズ6機種、20mm、24mm、28mm、35mm、50mm、105mmを揃えております。 BVC3220は1024画素InGaAsセンサーを使用しています。 SWIR帯域を2つに分けた分光カメラで、900nm~1680nmの間の任意の2波長を取り扱うカメラも特注品として製作いたします。
主な仕様
光学系 | 2波長分光プリズム |
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センサ | InGaAs ×2、 12.5μm正方 |
波長帯域 | 900nm~1290nm 及び 1290nm~1600nm |
有効出力映像画素数 | 1024画素 |
ライン周波数 | 40kHz |
フレームレート | ― |
インターフェース | CameraLink |
レンズマウント | M52マウント |
外形寸法 (W×H×D) | 95mm × 95mm × 95mm |
重量 | 810g |